電子書籍部ログ

  • 新たなカテゴリ問題─(4) (2013.09.24)

    考えた。

    「洋書」と割り切り,日本以外の市場向け商品として,
    プロモーションのしかたも検討するか…

    いや,それではそもそもの企画意図とも違ってくる。

    さて……


    ひとつ案を思いついたが,トリッキーと言えなくもない。
    KDPがOKするだろうか。

    いずれにせよ問い合わせてみるしかない。

    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
    問題解決にあたり,次のような手法は可能でしょうか。

    当該の書籍は「洋書」扱いのまま販売を続け,
    この「前書き」や「使い方」を日本語で記述し,表紙も変更した「日本語版」を別書籍として出版する。
    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<


    返事が来た。

    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
    大変恐れ入りますが、担当部署に調査を依頼いたしましたので、今しばらくお時間をいただけますようお願いいたします。
    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

    それはそうだろう。慎重になるのはよくわかる。
    1つのコンテンツを複数の商品に仕立てる場合,
    どの程度の差異があればそれを別商品とみなして発売を認めるのか,という問題だ。
    どうかすると,類似内容商品の乱造乱発につながりかねない。

    いやな予感がまた心をよぎる。


    そして次の返事が…

    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
    担当部署による確認が完了いたしました。

    そのような形態でご出版いただければ、和書のカテゴリーを表示していただくことができます。
    出版時に日本語、英語の二つをご選択ください。
    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<


    突破した。やれやれ。

    というわけで『4-letters, 1000 words--How many 4-letter words do you know?』は
    「洋書」と「日本語版」の2バージョンが発刊されている。

    日本語版の商品紹介ページには,念のため次のような注記を入れた。

    ※本書は洋書として出版されている"4 letters, 1000 words--How many 4-letter words do you know? (JALEX Word Learning Tool for Learners of English)"(弊社刊)を,日本の読者向けに「前書き」「使い方」のみを日本語にしたものです。洋書版の表紙は赤地に白文字でタイトルを表示していますのでご注意ください。

    ─続きません


ページトップへもどる


  • 新たなカテゴリ問題─(3) (2013.09.17)

    さらに待つこと数日,再びKDPからメールが来た。

    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
    現在、当チームはお客様の書籍のカテゴリーについて引き続き調査を進めております。本件の解決には通常より時間がかかっております。誠に申し訳ございません。
    できるだけ早急に最新情報をご連絡できるように努めてまいります。
    大変恐れ入りますが、もうしばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

    「なんかまずい」というにおいが,香ばしくただよってきた。


    そして次のメール…

    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
    担当部署による調査が完了いたしました。

    言語が日本語以外の場合は、洋書のカテゴリーとなってしまいます。
    恐れ入りますが、ご希望の以下のカテゴリーには変更させていただくことができません。
    ご期待にそえるご回答を差し上げることができず、申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

    ううむ,そういうシステムか。

    言語設定を日本語にすれば,カテゴリ変更可能ということらしいが,
    「日本語の本だと思って買ったら,中は英語のみ。だまされた」
    ということにもなりかねない。

    それはだめでしょう。

    どうする。考えろ。

    ─続く


ページトップへもどる


  • 新たなカテゴリ問題─(2) (2013.09.09)

    『4 letters, 1000 words--How many 4-letter words do you know?
    (JALEX Word Learning Tool for Learners of English)』
    の書籍データをKDPに送ると,
    翌日には無事に発売されたとKDPからメールで通知があった。

    さっそく商品ページを確認する。

    新デザインの表紙がなかなかよい感じだ。

    発刊手続きの中で,使用言語を設定するが,
    書籍の内容の記述は英語なので,もちろん「英語」選択となる。


    その結果,所属するカテゴリは次のようになった。

    Kindleストア > Kindle洋書 > Entertainment > Puzzles & Games
    Kindleストア > Kindle洋書 > Nonfiction > Education > Reference
    Kindleストア > Kindle洋書 > Reference > Words & Language > Vocabulary
    洋書 > Education & Reference > Words, Language & Grammar > Vocabulary, Slang & Word Lists
    洋書 > Humor & Entertainment > Puzzles & Games > Word Games
    洋書 > Nonfiction > Education > Reference > Words & Language
    洋書 > Special Features > By Authors > Arts & Photography

    つまり「洋書」扱いとなるわけだ。

    うちの「単語学習シリーズ」各書は全世界で発売の設定にしているので,
    日本以外の市場でも多くのカテゴリで扱ってもらえるならありがたい。

    とはいえ,日本のAmazonを使用する読者にとっては,
    このカテゴリ設定ではうちの電子書籍にたどりつくのは難しい。

    ほかの「単語学習シリーズ」と同様,

    Kindleストア > Kindle本 > 語学・辞事典・年鑑 > 英語
    Kindleストア > Kindle本 > 教育・学参・受験

    にカテゴリ変更が必要だ。

    実はこのカテゴリへの設定は発刊手続き時に用意されている分類にはない。
    だからいつも発刊されてから手動でのカテゴリ変更をKDPに申請している。
    まあ,毎度のこと。
    今回も同じ申請を行い,まもなく返事が来た。

    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
    大変恐れ入りますが、お客様の書籍のカテゴリに関して担当部署に調査を依頼いたしました。

    ご不便をおかけし申し訳ありませんが、今しばらくお時間をいただけますようお願いいたします。
    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

    今までにない反応。
    いやな予感がする。

    ─続く


ページトップへもどる


  • 新たなカテゴリ問題─(1) (2013.09.04)

    8月の下旬に,うちの電子書籍"単語学習シリーズ"の一冊として
    『4 letters, 1000 words--How many 4-letter words do you know?
    (JALEX Word Learning Tool for Learners of English)』
    を発刊した。

    既刊の『4 letters, 1000 words 4文字の英単語どのくらい知っていますか』
    をベースに,ヒントの部分を英語で記述したものだ。

    うちは,語学関連の書籍の編集業務を請け負うことが多い。
    ここのところ,高校・大学の英語入試問題で,
    単語の定義を英語で示し,その単語を答えさせる問題形式をよく目にする。
    こうした傾向から,出版社などから英語問題集の制作を受注するさいに,
    同様の問題形式を盛り込みたいとの要望をうけることが多くなった。

    高校の英語教科書でも,各レッスンのストーリーの導入説明文や,
    ドリルなどの設問部分まで英語で記述しているものがある。

    「英語を通じて英語を学ぶことで,英語感覚を磨く」
    という考え方の,実践が試みられているととらえていいだろう。

    そのようなニーズがあるのなら,と企画したのが上記の書だ。

    "単語学習シリーズ"の中でも格段に手間がかかった。

    ヒントの英語記述は,英英辞典の定義をそのまま拝借というわけにはいかない。
    もちろん著作権の侵害にあたるからだが,英英辞典の定義では長すぎたり,
    クイズのヒントとしてはおもしろみに欠ける,ということもある。

    クロスワードパズルのヒントの書き方なども参考にしながら,
    英語の原稿を書き下ろし,ネイティブスピーカーに手直ししてもらった。

    表紙のデザインも既刊のシリーズとは趣の異なるものにするため,
    いくつもの案を試した。

    暑いを通り越し,熱いというほかはない猛暑のさなか,ようやく編集作業を終了した。

    ─続く


ページトップへもどる


© 2013 JALEX. All rights reserved.