電子書籍部ログ

  • 無料キャンペーンのこと-(2) (2013.06.25)

    キャンペーンの実施は4月と5月の2回。

    4月は土曜から日曜,5月は金曜から土曜にかけてのそれぞれ2日ずつ。

    太平洋標準時で時間設定されるので,
    日本時間では当日17:00ごろから24時間で一日分となる。
    だから1回めは,正確には土曜の17:00から,
    月曜の17:00ごろまでがキャンペーン期間だった。

    4月のキャンペーンでは数百冊がダウンロードされた。

    無料本のランキングで,瞬間的にはKindle本全体でベスト10入り。
    キャンペーン後もKindle本の「語学・辞事典・年鑑>英語」のジャンルで,
    「並べ替え」→「人気度」とすると,
    数週間はPCの最初の画面内で表示される位置にとどまることができた。
    (チェックしていた範囲では最高で2位)


    2回めのキャンペーンでのダウンロードは数十冊だった。

    1回めに比べてかなり減ったのはなぜだろうか。

    ほしい人は1回めであらかた手に入れた?

    土日設定のほうが見てくれる人が多い?

    同時期に無料本となっていた点数が多い,
    あるいはほかに人目をひくタイトルが多かった?
    (2回めの時はアダルト系のものがいくつかあったような……)

    原因の推測はできるが,1回の試行で特定することは難しい。

    とはいえ,たしかにこのキャンペーンで,
    本が人目にふれる機会を増やす効果は,ある程度期待できそうだ。


    ただ,キャンペーン対象とした本を含め,
    うちの『xxx letters ~』シリーズの本の有料ダウンロード数が,
    キャンペーン中,あるいはキャンペーン後に劇的に増えたというわけではない。

    無料と有料の壁はなかなか高い。


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  • 無料キャンペーンのこと-(1) (2013.06.18)

    KDPから本を出すと,90日につき5日間その本を,
    無料で配布するキャンペーンを行うことができる。

    キャンペーンの期間中は,Kindleのランキング対象としては「無料本」となる。
    無料ならタイトルや表紙にひかれた人が,気軽に手を出してくれるかもしれないし,
    ダウンロード数が増えればランキングも上位に表示されて,
    広告効果も期待できるというわけだ。
    キャンペーン終了後もダウンロード実績は,「並べ替え」の「人気度」に反映され,
    効果の持続性も多少見込める。

    無料なら読んでみるか,あるいはダウンロードしておくかという人は,
    実際にはどのくらいいるのかはわからない。
    本の内容・ジャンルによってもばらつきはあるだろう。

    無料でもよいから自分の作品を一人でも多くの人に読んでもらいたい,
    という人にとってはメリットは大きいと思う。
    しかし,事業として電子書籍出版を行う立場では,
    たとえ1日でも,成果物をそっくり無料で提供することに抵抗がないわけではない。

    無論,お金を払って買ってくれた,あるいは今後買ってくれる人たちに対して,
    申し訳ないという気分にもなる。

    とはいえ,今後のためにも実際のキャンペーン効果は知っておきたい。

    悩ましいところだ。

    実施にあたっては,販促活動の一環として,
    無料配布分は宣伝広告費の代わり,と割り切るほかはないだろう。

    4冊目の『3 letters, 350 words 3文字の英単語どのくらい知っていますか』で,
    無料キャンペーンを実施してみることとした。

    -次回に続く。


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  • Kindle本のカテゴリー (2013.06.10)

    『~ letters, ~ words』のシリーズはKindle本のカテゴリーでは,
    "語学・辞事典・年鑑"の下の"英語"に属している。

    ところがKDPで出版した時点ではこのカテゴリーに属することはできなかった。
    出版のさいに設定できるカテゴリーには見当たらないのだ。

    だが,実際すでにKindle本として出ているいくつかの語学書は,
    このカテゴリーで表示されている。

    どうすれば設定できるのか。
    何度もKDP発行のマニュアルを読んでみたが,該当する記述は見当たらない。

    ネットでも検索してみたがわからない。

    困った。

    仕方がないので直接KDPに問い合わせると

    「希望により,こちらで手動でカテゴリー移動を行います」

    えっ?

    そうなの?

    そこが手動?

    すいません,お手数かけます。


    予想外の人肌な対応。
    ゆくゆくはユーザー側の入力のみで設定できるようにはなるのだろう。
    黎明期のおもしろい思い出となりそうだ。


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  • 【制作の現場】─販促編(3) (2013.06.03)

    作ったものを売るための具体的な販促の手法は,今も試行錯誤しているが,
    販促戦略の柱は,出版計画の当初よりあった。

    シリーズ化だ。
    1冊め以降,毎月1冊ずつ,計5冊をまずは出版するという計画を立てた。

    うちのような無名の編集プロダクションが1冊だけ出版したところで,
    今後どんどん増えていくであろう電子書籍群に埋もれていく可能性は高い。

    忘れられないように,ある程度コンスタントに出版する。
    同じテーマのもとで何冊かそろうと迫力は違う。
    出版点数が増えれば,電子書籍出版社としての認知度を上げる効果もあるだろう。

    『7 letters, 1700 words』を5月上旬に出し,5冊がそろった。
    今Amazonで『4 letters, 1000 words』を検索すると,
    「この商品を買った人はこんな商品も購入しています」という紹介欄で,
    シリーズ内の『3 letters, ~』や『5 letters, ~』などが表示される。
    最初に『4 letters, 1000 words』を出したときには,
    この紹介欄で,別の著者の本が紹介されていたことを考えれば,
    Amazonのこの機能を有効利用できるようになったといえる。

    とりあえずのシリーズ化計画が実現できたことで,
    可能になった展開はほかにもある。

    社のホームページも5冊めの出版に合わせてリニューアルした。
    5冊並べて提示することで「実績」を印象付けるのがねらいだ。
    出版書籍の販促という目的はもちろんあるが,
    電子書籍制作業務の受注へもつなげたいという側面もある。

    FC2ブログ内にこのブログと同内容のブログをたてていたが,
    5冊めの発刊を期に,シリーズの本文から一日一題紹介する形に変えた。
    結果として,それ以前よりもブログへのアクセス数は増えている。

    また,パンフレットまではいかないが,
    本シリーズを紹介するA4サイズの両面印刷チラシも作成した。
    人に紹介するにも,時間の都合などで口頭ではうまく伝えられないこともあり,
    「詳しいことはホームページを見てください」と言っておいてはみても,
    相手がそれを覚えていてくれるかは心もとない。
    だからチラシのようなものはずっとほしかったのだが,
    対費用効果としては,1枚で1冊よりは,
    5冊を紹介するほうがやはりよいだろう。


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